クラニオセイクラル(頭蓋骨仙骨療法)・内臓マニュピレーション・タッチフォーヘルス・音叉療法・カラーセラピー
バランスボディ 千駄木の整体院

断食のすすめ

先日、1日半の断食を行いました。

1日1食という事は時々ありましたが、

24時間以上、胃を空っぽにする事は、

今まで生きてきた中で1度も無かったように思います。

 

我が胃腸よ、働かせ続けてすみません。

という事で断食のすすめです。

 

 

24時間以上の断食で期待できる効果

①オートファジーによるデトックス

オートファジーとは、

細胞内の消化酵素が変性したタンパク質や病原細菌などを分解し、

そこから残ったアミノ酸を再吸収し、リサイクルする生体防御システムです。

(わずか二行の説明ですが、すごいですね、これ!体の神秘。。。)

この機能が低下すると、老化が早まったり、免疫力が落ちます。

(疲れやすく、体調を崩しやすい体)

 

断食(もしくは栄養失調)などにより細胞が飢餓状態なると、

この機能が活発になる事がわかっています。

飽食の現代日本において、栄養失調になる事は稀です。

過食、栄養の偏り、化学物質・環境汚染物質による細胞の変異(腫瘍、がん化)の方が、

多くの不健康な状態を作り出しています。

 

オートファジーにより、余分なものを分解させることは生体機能の向上に繋がります。

オートファジーが活発になるには、空腹な状態が約24時間必要なようです。

肝臓から始まり、全身でオートファジーが活発になるには3日間かかると言われています。

ですので、24時間以上の断食がおすすめなのです。

 

(諸説あり。オートファジーはまだ謎が多く、まだ3割ほどしか解明されていないという研究者もいます)

 

②胃腸の休養

空っぽの時間をつくる事で、胃腸が休まります。

また、腸内の老廃物も排泄されやすくなるようです。

私の場合、宿便まではいきませんが、

やや黒っぽい便(おそらく腸内に長く留まっていた老廃物)が排泄されました。

 

③頭と体が軽くなる

胃が空っぽの状態は何とも体が軽い。

食べすぎや胃腸の疲労、膨満による体への影響を実感できます。

また、省エネモードになるためか無駄な力が抜けます。

体が頑張って(力んで)動こうとしない感じです。

 

脳や精神も落ち着きます。

無駄な思考が減って、心の中も穏やかです。

脳も省エネモードになるためでしょうか。

 

④食事がおいしくなる

断食明けは、味覚が上がり食事がすごくおいしく感じます。

『空腹がいちばんの調味料』というのは本当ですね。

いつもは当たり前の食事がありがたく感じます。

 

⑤睡眠時間が短くなる

短い睡眠時間でもスッキリ目覚めました。

消化に費やされるエネルギーが無いからでしょうか。

睡眠の質が上がります。

 

やってみた感想

良かったです。

今後も月1回程度やっていこうと思います。

私の場合、休みの日を断食する日に決めて、

その前後数日を1日1食という感じで行いました。

 

断食中にクロレラやマコモで少し栄養補給しました。

スムージーやフルーツジュースなどを飲んでもいいと思います。