クラニオセイクラル(頭蓋骨仙骨療法)・内臓マニュピレーション・タッチフォーヘルス・音叉療法・カラーセラピー
バランスボディ 千駄木の整体院

半身浴のすすめ

昔、治療院で助手をやっていた頃に教わった

梅雨~夏の時期に最適な半身浴のすすめです。

 

体の内向・外向

昔ながらの日本の整体では、

体の内向・外向という考え方があります。

季節ごとに体の状態が切り替わります。

内向・外向の切り替わりが上手くいっていない時に

入浴は効果的で、暑い時期には半身浴がおすすめです。

 

 

内向とは

体の中心へ求心性が働く状態で、

全体として縮まり、引き締まります。

 

熱を逃がさないための体の反応。

体が前側へ縮むので、相対的に陽の経絡が通る部位(背面・外面)が開かれます。

 

秋・冬は内向するのが正常です。

気分も内向的、うつ的になりやすい。

 

外向とは

体の中心から遠心性が働いている状態で、

全体として外側に開き、ゆるみます。

 

放熱しやすくするための体の反応。

肋骨は上向き、股関節は外に向き、

相対的に陰の経絡が通る部分(前面、内面)が開かれます。

 

肝臓が働き始める春から少しずつ外向していき、

夏には開き切っているのが正常です。

気分は開放的、そう的になりやすい。

 

 

※ルーバーのような体

・   冬         

半身浴のやり方

●温度は40℃前後

●カサはみぞおち辺り(胸まで浸からない)

●汗がぽつぽつ出始めたら、ある程度のところで出る(長湯しない)

●汗が出にくい時は塩を入れる

(〇天然塩、あらじお ✖塩化ナトリウム)

●水分を摂りながら行う(〇ミネラルウォーター)

→水分を効率よく吸収するために口内をきれいにする

①口に水を含む

②10秒ほどそのまま。ねばついてくる。

③ネバネバを吐き出す。

※このうがいは、冬場の口内の乾燥・雑菌対策にもなります。

 

湿気が苦手な人

湿度が上がってくると、

調子が悪くなりやすい人がいます。

 

水分の代謝が上手くいってないためで、

肌の湿っぽい感じがずっと続きます。

水分が皮膚で停滞していて、すっきりしない。

東洋医学で言うところの”湿邪”にやられている状態。

 

体質や環境の問題かもしれませんし、

季節ごとの体の切り替えが上手くいっていない場合もあるでしょう。

 

いずれにしても、梅雨時期の高湿度が苦手な方に

半身浴はおすすめです。

 

お試しあれ。