走る事への心理的ハードルが高い人や
週末ランナーにおすすめのインターバルトレーニングについてまとめてみました。
中長距離を走る陸上競技の強度の高い練習として
取り入れられていたトレーニング方法。
近年では、手軽さや健康維持効果の有効性から
ランナーが増え、一般的にも知られてきました。
元来はダッシュ(高い強度)とジョギング(低い強度)を
交互に繰り返すハードなトレーニング。
心肺機能と筋力強化を短時間の練習で可能にする。
運動はほとんどしない、通勤で歩く程度、
学生時代以来、走っていない・・・
という方におすすめしているのは、
5分走って5分歩く×3セット=30分
5分のジョギングと5分のウォーキングを3回繰り返す
30分程度の有酸素運動。
息が上がり切らない位の軽めのジョギングと
息を整えながらも心拍数を下げ切らないウォーキング。
ウォーキングの部分は”アクティブレスト”と呼ばれ、
筋温をある程度保つことも大切ですので、
冬場などはウォーキング状態に合わせてウェアを選ぶとよいでしょう。
関節に不安がある方や肥満気味の方は、
3分ジョギング&3分ウォーキング&×3セット=18分
くらいから始めてみましょう。
また、走る前には準備運動をして
体に運動モードになってもらいましょう。
学校の体育で教わった準備体操や
ラジオ体操の一部などで十分です。
※参考→ストレッチのすすめ
病気や不調には複数の要因が絡み合いますので、
「トレーニングすれば全てよし」ではありませんが、
積極的に体を使って健康的な一定の水準を
保つのは気持ちいいものです。
体は丁寧に機能的に使っていけば良くなります。
逆に、トレーニングしていても雑に使うと壊れます。
壊れる事でその人の生命を守ります。
体を壊した時は、雑に使っていなかったか
振り返ってみましょう。