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おすすめ図書No.18 やさしいことばで日本国憲法

タイトル やさしいことばで日本国憲法

監修・解説 C・ダグラス・ラミス 訳者 池田香代子

発行 マガジンハウス

参考完読時間 109ページ/80分

 

著者について

1936年サンフランシスコ生まれ。現在は日本在住。

「世界がもし100人の村だったら」の対訳で有名な政治学者、執筆家、平和活動家。

 

内容と感想

タイトルの通り、現代日本人でもわかりやすい言葉で

日本国憲法新訳が掲載されています。

 

新訳は全文ではなく、

前文・第一〜三章・九章・十章とピックアップされており、

生活に身近なポイントを選ばれているようです。

 

(ちなみに、日本語の憲法と英文憲法は全文が掲載されています)

 

日本社会で生活する上で、必携の書かもしれません。

憲法は自らを守る盾であり、自らを律する聖典であると改めて思いました。

原文では、馴染みのない言葉も多く、

漢字の意味から推測してみてもよくわからなかったり、誤解していた部分もありました。

 

国会内における改憲派が多数となった今、

憲法改正の国民投票がいつ行われるかわかりません。

 

憲法を読んで理解を深めておかないと、賛成も反対もできません。

ある政治家が、

”国会内で改憲を推し進める前に、国民の憲法への理解を進めなければいけない”

という旨の発言をしていました。全くその通りだと思います。

 

”やさしいことば”で書かれたこの本は、

憲法を読むハードルを下げてくれて、憲法への理解を深める助けとなります。

 

学生時代以来、まともに憲法を読んだ事が無い方も多いのではないでしょうか。

(私もその一人です)

この本の助けを借りて読み直してみましょう。