室内でもできるトレーニングとして
けん玉のすすめです。
近年では、羽生結弦を始めアスリートや有名人が
趣味またはトレーニングとして行っていて注目を集めています。
実際にやっている私の実感では、
下半身の筋肉
視覚と運動神経の連動
集中力
繊細な感覚
この4つを短時間で鍛えられます。
けん玉と言うと、手の動きが注目されます。
この手の繊細な動き・制御は
けん玉においてとても重要な要素です。
しかしもう1つ、玉を宙に浮かしている以上、
玉を重力に逆らって跳ね上げる力も重要になります。
そして、この力を生み出す主力が
下半身の筋肉になります。
玉を跳ね上げる事と
跳ね上げた玉を受ける時の衝撃を吸収する事を
下半身の筋肉や関節を使って行います。
やや膝と股関節を曲げた状態で行うので、
浅めのスクワットを連続して行うのと同じです。
やり始めの人は、集中して行えば、
10分程度の練習でも筋肉痛になります。
”宙に跳ね上げた玉を皿で受ける”
これは、玉の位置を視覚で捉え、
その真下に皿を移動させる動作を行う、
と言う事です。
皿は玉の中心を捉え、
なおかつ地面と水平な位置に持っていきます。
その上で膝のクッションを使い、
玉と皿の弾く力を吸収します。
文章にすると長いですが、
一瞬(かつ連続)でこれを行います。
練習すれば誰でもできます。
視覚と運動を司るニューロンを活性化して、
相互のシナプス結合が増強されるイメージです。
けん玉以外の運動の上達にも役立つでしょう。
スポーツと一緒ですので、頭の働きを止めて、
玉の重さや糸の張り具合に神経を集中します。
イメージは最初の一瞬で、
後は身体が反射的に動くようになるまで無心で練習します。
頭が忙しい現代人にうってつけです。
玉の重さや重心を感じ取る。
糸の張り具合を感じ取る。
体の無駄な力を抜く。
玉の制御や剣の移動のための手の細かい動き。
普段は意識する事がないであろう繊細な感覚を使います。
人間が持っている素晴らしい能力です。
脳の活性化になります。
まずは、もしかめ100回を目標にやってみましょう。
すべての技の基本です。
老若男女すべての人におすすめです。
ネットで買えますしコスパもいいです。
この機会に是非チャレンジしてみましょう。