クラニオセイクラル(頭蓋骨仙骨療法)・内臓マニュピレーション・タッチフォーヘルス・音叉療法
バランスボディ 千駄木の整体院

ガンディー名言

ガンジー自伝からの抜粋。

ガンジー自伝についてはこちら

 

ガンディーの思想を端的に表している論文

ガンジー自伝の訳者があとがきにて紹介したガンディーの論文。

日本に原爆が投下された後の1946年2月10日に週刊紙ハリジャンに掲載された。

 

物質的豊かさが飽和しつつある現代日本において、

特に重要な声明だと思われるので抜粋させて頂きました。

ガンジー自伝を読むと、ここに書かれている意味がよりいっそう理解できると思います。

 


『原子力戦争』

世界に激変が起こった。

依然としてわたしは真実と非暴力を信奉している。

原子爆弾はわたしの信仰を爆破してしまわなかった。

 

それは爆破されなかったのみではない、

真実と非暴力というこの双生児こそ世界において

最も強大な力であることがわたしにはいっそう明らかになった。

この前には原子力爆弾もかたなしである。

 

二つの相反する、まったく種類を異にした力がある。

一方は道徳的な精神の力であり、他方は物理的な物質の力である。

 

前者が後者よりすぐれていることは、比べるまでもない。

他方にはその本性上終わりがあるが、

一方の精神の力はつねに前進してやまないし、終わりがない。

 

もし完全に開花すれば、世界においてこれに打ち勝つものはなくなる。

こう言ったからといって、

わたしはとりたてて目新しいことを述べたわけではない。

ただ事実の証人になったにすぎない。

 

なお、魂のすぐれた力は皮膚の色になんら関係なく、

男にも女にも、子供にも、

あらゆる人々の中に宿っていることを付け加えておきたい。

 

ただ多くの人にあっては、それは休眠状態にあるというだけのことで、

思慮分別をもった訓練によって、休眠からめざめさせることが可能である。

 

さらにわたしは、真実を認め、真実にまみえるために、

それ相応の努力を払わなければ、

自己破滅からの逃げ口はどこにもないと言いたい。

 

 

数々の名言

”一人の人に可能なことは、万人に可能である”

 

”人間に食事の時間があるのと同様に、

身体訓練の時間をつねにつくっておかなくてはいけない、と信じている。

それは、人間の仕事をする能力を減退するどころか、

かえって増加するというのが、わたしの素朴な意見である。”

 

”救いを求める者は莫大な財産の管理はするが、そのうち一銭たりとも、

彼の私有とみなしてはならない。”

 

”子供たちは、両親から体つきに劣らず、その性質を受けついでいる。

環境は重要な役割を演ずる。しかし子供が人生に旅立つ際の元手というものは、

その祖先から受けついだものである。わたしはまた、

子供たちが、劣性遺伝の諸結果をよく克服しているのを知っている”

 

”どんなに努力しようとも、欲望を捨てないで、

対象だけを捨てたのでは、それは長続きしない”

 

”教育のある人や金を持っている人が、積極的に貧乏人の状態を受け入れ、

三等で旅行し、貧乏人にはない楽しみをもつことをやめ、

虐待、非礼、不正義を、しかたがないことだと避けて通らずに、

それらの除去のために闘うこと、そうしないかぎり、改革は不可能であろう”

 

”疑いというものは、とりもなおさず信仰の欠如、あるいは弱さの結果である。

神よ、われに信仰を与えたまえ”

 

”人は自分自身の誤りを凸レンズをつけて見、そして他人のそれには

凹レンズをつけて見て、初めてこの二つに公正な相対的評価を下すことができる”

 

”人は最も微々たる創造物をも、同一のものとして愛することが可能でなければならない”

 

”とらえがたい喜怒哀楽の情を克服することは、わたしにとっては、

武器の暴力によって世界を征服するよりも、はるかに困難なように思われる”

 

 

前後の文脈も大切なので、是非ガンジー自伝を一読して、

自分なりの名言を集めてみて下さい。