2022年7月1日
前回見てきたように、人間の脳は、
動物としての原始的な運動・生理機能や感情・本能中枢を司る部位の後に
それらをコントールする大脳新皮質が発達しました。
突然変異によって、動物的本能が慎ましく穏やかになったわけではなく、
強烈な生存本能を現在も携えたまま、
それを理性や未来への予測(大脳新皮質の働き)によって
制御しているのが人類の現状です。
次回は、【パブロフの犬】という有名な実験を元に、
生理学的な観点からの話をもう少し綴っていきたいと思います。
2/15アップロード予定。