2022年8月1日
タイトル 樹と人に無駄な年輪はなかった 人生は60代からが本番だ
著者 伊藤 好則
発行 三五館
1941年生まれ。
低温木材乾燥機「愛工房」の発明者であり、
人の健康や自然環境を生命の観点から考える
アイ・ケイ・ケイ株式会社の代表取締役。
日本の山や国産材、森林業、住宅業界の現状を知り、
中でもないがしろにされている国産杉を生かす事を考え、
愛工房を開発する。
日本の未来、子供たちの未来を常に考えている愛に溢れた人。
私は伊藤さんの講演会に参加する縁を頂き、
また、BalanceBodyの床に愛工房杉のパネルを
導入させて頂きましたので、
何度か直接お会いして話を聞く機会に恵まれました。
それもあって、本を読んでいるのに、
まるで伊藤さんの話を聞いているような感覚になりました。
優れた内容ですが、決して難しくなく、
現代の健康、自然環境、住宅などに対する問題提起と
伊藤さんならではの、
シンプルだが奥の深い答えを読み取る事ができます。
太平洋戦争の年に生まれている伊藤さんですが、
本の中で「88歳まで働きたい」と仰っています。
(最近、出席した講演会では、
「95歳からが私の老後です」と仰っていました!)
私は、伊藤さんの中に
日本人が本来持つすばらしい特性を感じます。
現代社会では失われつつあるもの。
老若男女すべての方に読んで頂きたい一冊です。
アイ・ケイ・ケイ株式会社のホームページ。
BalanceBodyでは時々、愛工房材とその製品の見学や
杉と一緒に愛工房を体験できる「体感木浴」に参加させて頂いております。
体験したい方はBalanceBodyまでお問い合わせ下さい。