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バランスボディ 千駄木の整体院

おすすめ図書No.1 食品の裏側 

BalanceBodyのおすすめ図書を紹介していきたいと思います。

店内の本棚に置いてあるので貸出もOKです。

知的財産権がありますので、内容の詳述ではなく、

どういう人が書いているのか私の感想またはごく簡単な紹介になります。

 

 

タイトル 食品の裏側

著者 安部司(あべ つかさ)

発行 東洋経済新報社

 

著者について

著者は、元・食品添加物の専門商社のトップセールスマン。

加工食品がどのように作られるのか、

例えば、ペットフードに使われる端肉がどうやって100円のミートボールに変わるか

どのくらいの種類の添加物が使用されているか、

また、その毒性検査がどのように為されているか、など、

タイトルの通り、食品の裏側を知り尽くした方です。

 

ある出来事をきっかけに、

食品産業の在り方に疑問を持ち、会社を退社。

その後は、食品添加物に関する講演や

昔ながらの方法で塩を作る事業に携わっています。

 

講演やテレビ出演時には、

食品添加物の粉や液体だけでラーメンスープやジュースをその場でミックスして、

味わってもらうパフォーマンスを行っています。

聴衆や出演者からは「おいしい」「信じられない」という驚きのリアクションが返ってくると言います。

 

感想

なかなか衝撃的な内容です。

普段、加工食品(コンビニ弁当、ファストフード、外食、冷凍食品、お菓子、ジュースなど)を

たくさん利用している方は閲覧注意って感じです。

 

しかし、不安を煽ったり、

危険性を訴える事がこの告発本の目的ではないようです。

便利なものには必ずリスクがあり、

消費者はそれを知った上で利用するべきだと、

著者は伝えようとしているように私には解釈できました。

 

私も、最先端のもの・便利なもの・安価なものには

必ずリスク(≒裏)があると思っています。

良い事ずくめでは無い、という事ですね。

知った上で選択する事が重要だと。

 

政治や企業に対する透明化を求める声は、

日増しに強くなっていますが、

食品業界や美容品業界はかなりグレーな気がします。

一括表示や表示免除、キャリーオーバーなどにも触れています。

 

家庭の食事を担う機会の多い主婦や女性に知って頂きたい内容という事で、

難しい添加物名や化学式は最低限に留めてあり、

とても読みやすく書かれた一冊です。

 

食品添加物に関する参考動

コンビニ弁当工場で働いてる方のお話「僕はコンビニ弁当食べない」(1)