タイトル　目からウロコが落ちる奇跡の経済教室【基礎知識編】

著者　中野剛志

発行　KKベストセラーズ

著者について

元経産省官僚でありながら反緊縮派の経済評論家、京大准教授。

エディンバラ大学大学院（英）で博士号を取得し、論文は賞を受賞。

内容と感想

帯とそでの文章がすべてを物語っています。

”こんな高度な内容をこれ以上わかりやすく書くのはもう無理です。”

ーそでより

”読まれると経済学者・官僚が困る本ナンバー1”

ー帯より

経済問題について正しく認識するための

基礎知識がとてもわかりやすく書かれています。

中野氏が解説する

インフレ・デフレとは何か

貨幣発行の仕組み

この基本の二つを抑えていれば、

行政府が何を行おうとしているのかが理解でき、

その経済政策を判断する基準を得る事ができると思います。

選挙投票をする際の参考にしたいものです。

主権在民。

一人一人が正しい知識を持ち、政治を監視できれば

良い社会を築いていけるはずです。

私が社会に出て経済活動を行う頃にはデフレ・不景気は当たり前で、

自己責任論とグローバリズムが政治的・社会的イデオロギーの主流でした。

低所得者の税負担割合が増える（いわゆる逆進性が強い）、

消費税についても疑問を持つ事が少ないような世代です。

「経済問題なんて考えた事が無い」

という人にこそ読んで頂きたい一冊です。

参考動画

「遅くてショボい」日本の新型コロナ経済対策！その理由は？せやろがい✕藤井聡✕世良公則

緊縮財政、PB（財政健全化）の嘘を

大学教授、ミュージシャン、芸人という異色の組み合わせで対談しながら解説しています。

テレビ、新聞には載らない核心を突く話。