クラニオセイクラル(頭蓋骨仙骨療法)・内臓マニュピレーション・タッチフォーヘルス・音叉療法・カラーセラピー
バランスボディ 千駄木の整体院

発達障害グレーゾーン ②ADHD的な特徴

ADHDとは、

AttentionDeficit HyperactivityDisorderの略で、

AttentionDeficitが注意力の欠如、

HyperactivityDisorderが多動性と衝動性のコントロール不全という意味です。

 

合わせて、

注意欠陥多動性障害と和訳されています。

 

不注意優勢型(AttentionDeficit)

多動衝動性優勢型(HyperactivityDisorder)

混合型に分けられており、

それぞれに目立つ特徴を有しています。

 

特徴を読んでいくとわかりますが、

誰にでも当てはまる事ばかりです。

発達障害グレーゾーン ①発達障害を知るで触れたように、

どの程度か、というのがポイントになります。

 

ポイントは、

「年齢や知能の発達に見合わない」です。

※①でも述べましたが、知的障害を持たないADHDについての記事です。

「大人なのに」とか「普通はできるのに」とか、

「周りの人は当たり前にできてるのに」という感じ。

 

不注意優勢型(AttentionDeficit)

・凡ミス、ケアレスミスが多い

例)誤字脱字、記入漏れ、入力ミスが多い、左右で違う靴下を履く、

シャツの表裏が逆のまま気づかない、商品タグが付いたまま、

よくつまずく、転ぶ、茶碗を割る、落とすetc

 

・もの忘れが多い

例)必要な物を忘れる、準備しておいたが持つのを忘れる、

カギをかけ忘れる、聞いたばかりの事をすぐ忘れる、

駐車場でどこに停めたか忘れる、

提出期限や支払期限を忘れる、ゴミ出しを忘れるetc

 

・忘れ物、落とし物が多い

例)持っていた荷物を置き忘れる、もらった物や買った物を置き忘れる、

財布やスマホ、切符、チケットなどをよく落とす、紛失するetc

 

・スケジュール管理が苦手

例)アポを忘れる、一日の予定が立てられない、

旅行やデートなどのスケジュールを組み立てるのが極端に苦手etc

 

・家事や片付けが苦手

例)デスクや引き出し、部屋が散らかりやすい、

いざ取り掛かろうとしてもどこから手を付けていいかわからない、

一つ一つ完結できない、整理整頓や在庫管理が苦手etc

 

・集中すべき場面で集中できない(ボーっとしてしまう)

例)話を聞かないといけない時(授業、会議、怒られている時)に不意にボーっとしてしまう、

話題や論点が変わっている事にきづかない、

意思と関係なく覚醒レベルが急に低下してしまうetc

 

このように、不注意優勢型には、

注意力、集中力、覚醒レベルを維持できない事が要因となる特徴があります。

 

多動衝動性優位(HyperactivityDisorder)

・落ち着きがない、じっとしているのが苦手

・何かしていないと落ち着かない、何もない「間」が苦手

例)順番を待てない、じっと座ってられない、

指で何かをトントンたたく、手をモジモジする、ペン回し、

視線をキョロキョロさせる、気がソワソワする、

貧乏ゆすり、爪嚙み、チェーンスモーキングetc

 

・リラックスできない、ボーっとできない

例)休憩中も何かしていないと気が済まない、

イライラしやすい、覚醒しやすい、不眠etc

 

・新しい事に次々と意識を取られ、気が散りやすい

・常に何か考えてしまう

例)違うことを考えてしまい人の話が聞けない、

相手の話が最後まで聞けず一方的な会話になってしまう、

テレビや映画を最後まで見れない、

時間ギリギリまで何かしてしまい遅刻するetc

 

・様々な事に手を出すが、最後までやり遂げない

例)読んでいない又は読みかけの本がたくさんある、

取り掛かったものの達成していない目標がたくさんある、

買ったけど着ていない服がたくさんあるetc

 

・継続力が弱い、ルーティンが苦手、飽きっぽい

例)単純作業をしているとイライラする、集中がすぐ途切れる、

中長期の目標達成が困難(夏休みの課題的なものや貯金など)

 

・思いつきで行動する

例)それまでやっていた事を急に止める、

思いたったらやらずにはいられない、

衝動買い、計画性がない、後先を考えない、

思った事をすぐに口に出す、思ったまま言ってしまうetc

 

このように、多動衝動性優勢型には、

目先の衝動や快感に対する抑止機能が弱い事が要因となる特徴を持っています。

 

混合型

不注意優勢型と多動衝動性優勢型の両方を持っており、

状況や場面、周囲との関係性によってどちらかの特徴が出やすくなります。

 

 

二次障害

ここまで見てきたような、

「その年齢なら通常簡単にできる事」が困難なADHD者は、

社会生活において何かとストレスを抱える事になります。

普通の人にとっての何気ない一日が、ストレスフルなものになっているのです。

 

 

 

 

 

 

 

ストレス状態による闘争・逃走反応が常態化していて、

イライラしやすかったり、攻撃的な態度になりやすかったり、

逆に、うつっぽくなってネガティブで悲観的な気分になりやすくなります。

 

多忙な時や緊急時において、

このようなストレス反応が出るのは当たり前ですが、

周りの人が普通にしている時にも、この反応が頻発してしまいます。

周囲のペースに合わせられず、浮いてしまい孤立してしまうケースもあります。

 

さらに、ストレス状態が常態化している弊害として、

中毒・依存症が挙げられます。

 

脳の緊張を和らげるための「快」への欲求が定型発達に比べて強い。

また、特徴でも触れましたが、脳の抑制機能が弱い事も、

中毒・依存症に陥りやすく、抜け出しにくい要因の一つです。

 

例)ゲーム、インターネット、ギャンブル、ショッピング、

セックス、運動(体を痛めるまでやる、怪我するまでやる)、

甘いもの、お菓子、コーラ、アルコール、タバコetc

 

苦手な事からスモールステップで

ここまでADHDの特徴として、

教科書的にマイナス点をたくさん挙げました。

 

ただ、プラスかマイナスかは、

どの見地から見るかによって180°入れ替わります。

 

ホリエモンこと堀江貴文さんは、

「発達障害って呼ばずに”多動力がある”って言えばいい」

という旨の発言をしています。

自身も多動衝動性に当てはまるものが多いとして、

その特性をネガティブに捉えた事はないそうです。

 

もちろん彼のような職業や立場は非常に稀なので、

必ずしも全員に当てはまる事では無いと思います。

 

しかし、一般職に就いている方でも、

自分の苦手な事を理解し、

少しずつ克服しコントロール出来るようになってくれば、

特性がプラスに作用し始める可能性は大いにあり得ます。

 

プラスとは、

自分の人生の発展にとって有益な方向です。

 

実はすでにプラスに働いているのだけれど、

(日本社会の独特な性質もあり)

マイナス面が際立つため、自己肯定感を育みにくく、

特性のプラス面へ意識が向きにくい。

 

発達障害グレーゾーンにとって、苦手な事の克服とは、

ある植物の周りの雑草を抜いてあげると、

自然と養分が真ん中の植物に集中して生育が良くなるのと同じ事です。

 

発達障害の程度の差とは、

この雑草の違いではないだろうかと思います。

量や種類が人によって異なるという事ではないでしょうか。