クラニオセイクラル(頭蓋骨仙骨療法)・内臓マニュピレーション・タッチフォーヘルス・音叉療法・カラーセラピー
バランスボディ 千駄木の整体院

発達障害グレーゾーン ①発達障害を知る

この「発達障害グレーゾーン」のシリーズでは、

現在では、一般的にも広く知られるようになった

発達障害の双璧ADHDとASDについてお伝えしていきます。

 

とくに、

 

社会生活に何とか適応しているが・・・

★社会との折り合いや人間関係に困難を感じている

★常にストレスや慢性疲労を抱えている

★生きづらいのは何故なのかと模索している

★身近に「この人は発達障害かも。」と思う人がいる

 

このような方に向けて。

(いわゆる大人の発達障害グレーゾーンに分布している方)

 

知る事の意味

 

 

 

 

 

 

正しい理解や共感は、

時に重い肩の荷を軽くしてくれます。

 

生きづらさの正体がわかれば、

対処法を考えることができます。

何だかわからないまま抱えていると、

心身ともにダメージを蓄積してしまいます。

 

かく言う私も、

ADHD・ASDの傾向を持っているようです。

発達障害関連の本や当事者のエピソードなどを聞くと、

当てはまるものが多くて驚きました。

 

数年前にADHDについて聞き、

「多かれ少なかれ皆持っているけど、

あなたは当てはまるものが多そうだから、

何でもいいから発達障害についての本を読んでみて。」

と言われた事が、

発達障害について知るきっかけでした。

 

発達障害について知るまでは、今になって思えば、

さまざまな困難や自分の不器用さに辟易しながらも、

若さと丈夫な体で、がむしゃらに乗り切っていました。

しかし、これはとても疲れる事で、

常に疲労とイライラ抱えていました。

 

幸いにも、その特性を活かしやすい手に職系の仕事に就いてきたので、

自分でも他人からも、”少し変わっている奴”と認識するにとどまっていました。

 

そんな私自身のエピソードや、

私が聞いた事のある当事者もしくは関係者(家族に当時者がいる)の

お話も書ける範囲で記載していこうと思います。

 

ブーム発生時の利点と注意点

発達障害は日本では比較的新しい概念ですが、

共感する人が多かったのか、研究や情報が急速に広まりました。

 

このようなブームが起きる時は、

動機に純粋性があるものばかりではないので注意が必要です。

また、活字離れの昨今、言葉やイメージだけが先走りしがちで、

蔑視やいじめに繋がってしまうケースも発生しています。

 

ただ、発達障害について知る機会が爆発的に増えた事は事実であり、

少なからず、その恩恵を受けた人はいるはずです。

 

性格が千差万別であるのと同じように、

ADHD・ASDもどのような形で表れているのかは様々です。

いろいろなパターンのADHD・ASDの方が発信しているので、

より偏りがなく、総合的に理解する事が可能になっていると思います。

 

この記事も、どなたかの役に立てば良いと思います。

 

発達障害とは

先天的な脳の機能障害(発達遅滞)を指します。

脳のどの部位・機能に発達遅滞が生じるかで、特性が異なります。

 

おもに、

ADHD(注意欠陥多動性障害)

ASD(自閉症スペクトラム)

LD(学習障害)

の3つがあります。

 

知的障害を伴う場合と伴わない場合があります。

このシリーズでは特に、知的障害を伴わないADHDとASDについて記載していきます。

 

「障害」という言葉について

発達障害の略称でよく出てくる「D」は、

DisorderやDisabilityの頭文字です。

 

「障害」と訳された事で、

日本語特有のバイアスが掛かってしまいがちですが、

要は定型発達と比べて、

脳の一部機能に機能不全や混乱が起きている、という感じです。

 

脳の混乱や機能不全は、

いストレス下や危機的状況になれば、

定型発達でも自然に起きる事(一時的、危機が過ぎ去れば解除される)ですが、

それを先天的(常時)に持っている場合があり、発達障害と名付けたわけです。

 

診断はどのように行われるか

現時点では、

医師によるヒアリング(問診、聞き取り)や行動観察、脳画像検査、

知能テストの結果やチェックリストから総合的に判断されます。

生化学的な検査(CTやMRIなど画像診断、血液検査、物質量の数値)だけで、

はっきりとわかる事ではないようです。

 

これは、発達障害の診断が付くかどうかは、

医師ごとにかなりバラつきが出るという事です。

 

また、「実生活に支障を来たしているか」と言う診断項目があり、

特性が強くても、環境に適合できている場合は、

発達障害と診断してはいけないようです。

 

「実生活に支障を来たしているか」「環境に適合できている」って

判断は難しいですよね。

このように、医師と患者の間で主観と客観が混沌としている事も、

グレーゾーンが広くなってしまう要因の一つでしょう。

 

発達障害の診断が下りた場合は、通院歴や診断書を基に、

自治体に申請して障害者手帳を取得する事も可能です。

 

グレーゾーン

発達障害は、脳の発達の度合いの問題であり、

それが現象や行動としてどの程度現れているか、

また、個人ごとに感じ方もさまざまです。

 

ゆえに、

定型発達か発達障害かの二者択一にできるはずもなく

グレーゾーンは確実に存在し、

その領域は広いのではないでしょうか。

 

発達障害者の人口に占める割合や統計も正確さは不明ですが、

世界的に増加傾向にあるようです。

ただ、マイノリティである事は間違いなく、

社会適応の困難や生きづらさを抱えている人が多いでしょう。

 

発達障害傾向を持つ脳の特性を知れば、

対処法を考える事ができます。

 

対処できずに過度なストレスを抱え込む状態が続くと、

(発達障害脳はストレス耐性が低く、ストレスを感じやすい)

うつや不安症、被害妄想、パニック、依存症など

二次障害までこじらせてしまうかもしれません。

 

そうなってしまう前に、

自分なりのケアを考えておく事が大切です。

 

改善するのか

これは私の経験に基づく考えですが、

社会生活に何とか適応できているグレーゾーンADHD・ASDは、

現時点で困難となっている事でも、

忍耐強く練習すればまあまあできるようになると思います

 

苦手な事を少しずつ克服していくと、

生きづらさが軽減し、ストレスも減ります。

 

これを改善と呼ぶのであれば、

それは可能なのでしょう。

 

発達障害特性を持っている人は、

苦手とする部分を潰していくと、

自然と特化している部分が伸びやすくなります。

(発達障害脳は特化している領域を持っている。

それをうまく伸ばす事ができて、さまざまな分野で活躍している人もいる)

 

定型発達の人は長所を伸ばす事を推奨される事が多いですが、

発達障害特性を持っている人は短所を克服するというやり方がおすすめです。

 

次回は、

「ADHD的な特徴」について書いていきたいと思います。

ASDについてはその次に。